3UPさんとの共同開発品のひとつ、S15専用リアメンバーカラーに、R34用が追加。
http://www.silkroad-jp.com/home/portfolio-2/footwork/foot_mc
シルビア用はウレタンやアルミなど豊富に選択肢があるのですが、基本S13、14用。
当社は三上さんの提案で、S15専用品を製作。
「純正ブッシュは大きく動くため、一定期間で破損します。そして純正メンバーは値上がりしています。寿命を延ばすには動きを抑制するメンバーカラーが有効。できれば攻撃性の低い樹脂やゴムがいい」
当社では昔から樹脂製のS14をラインナップしており、加工じゃだめですか?と聞いたところ、
「ドリフト走行時のメンバーの動きを抑えるだけならOKですが、ブッシュの寿命は縮まります」
寿命を延ばすには、専用の形状できっちりフィットさせることが必須。
発売したところ徐々に好評になり、今回から、R34用を追加。安いものが市場に豊富にありますが、効能を考慮してご検討いただければ嬉しいところ。
というご報告をするために、電話をかけたところ、いきなり、
「小橋が優勝しました!」
https://d1gp.co.jp/category/d1gp/
D1GPの第3戦@エビスで優勝だったそうです。
齋藤太吾選手との対決を観て鳥肌が立ちました。
▼ちょうどそのシーンからスタートです。
世界の王者+新型スープラに、28歳+S15が追走のコーナーで喰らい付くシーンは圧巻!
素人意見ですが、パワー的にも不利に見えたのに、明らかに食いつき、差を広げるS15。大番狂わせ。
三上さんは、20歳も離れた小橋選手のことを話す時、いつも嬉しそう。
今回の優勝を大喜びしながら解説してくれたのですが、息子というより、孫を溺愛するおじいちゃん状態。
事情を知る三上さんは、出だしで勝利を確信したとのこと。
小橋選手の高い技術があってのことですが、トッププロともなると気合や偶然だけでは無理。非常に高度な勝利の方程式が準備されていたようです。
詳細をブログで書いちゃいけないと自制していたら、岡崎さんのブログにはヒントだらけ(笑)
http://3up.sblo.jp/archives/20200822-1.html
小橋選手が20代前半の頃から、3UPさんを通じ、私的に車高調のテスターをしていただいております。
でも、一度もお会いしたことが無い。
去年、偶然が重なり、バンコクのモーターショーで始めてお会いする予定でした。
ドリフトタクシーというイベントのドライバーをされていたのです。
お忙しい様子なのでご遠慮させいただいたところ、ご丁寧に写真を送ってくださりました。
改めて、おめでとうございます。
三上さんのネットワークのおかげで、他にも沢山の選手がテスト評価してくださっています。
現在、身を引いておられますが、ER34で活躍されていた新見理恵選手。
ER34で活躍する三好選手@MJ STYLEは、最新バージョンを現在進行形でテスト中。
今回大会3位の中村選手も、お遊び的にNEWモデルをチェックしてくださることに。
過去、一番、凶悪だったテスターはこのヒト。
「岡崎が納得したら完成です」
と三上さんに言われ、結局2年間、試作品のやり直しが続きました。
モノに弱いと知っていたら、もう少し開発がラクになっていたかも(笑)。
最前線で闘っているドライバーたちに鍛え続けられるRMS車高調。常に進化中。
シルビア用は¥159,800(税別)。
ご自分のクルマの脚を、これだけのドライバーにテスト依頼し、評価してもらい、仕様変更にかかる費用や時間を考えれば、高いか安いかはご判断いただけると思います。
R34スカイラインの開発は年末から一気に始まります。
RB25DETエキマニ、調整式ロアアーム、サイドインナーの補強ブレース、リアタワーバー、トルクダンパー、フロントパイプ、ロアアーム補強バー、そして各種内装パーツの補修カバー(真空成形)。
当社も昔は、エンジンを組み、ボディを作り、レースカーを作ってラリーやダートラに参戦。
その経験をフィードバックした商品を製造販売していました。
現在はレース活動せず、全国の専門ショップ様からいただいた情報を元に製品作りをしています。
自らレースに参戦し、商品を作りたい気持ちはありますが、今は無数の競技とクルマがある時代。
幅広く対応するには、各分野の最前線で戦うショップさまから情報をもらうことが最善と判断。
この写真は、ショップシルクロードとして産声を上げて5年目、41年前のもの。チームサンダースさんに依頼されて車両を作り、ナビにも当社の部長。
「より速く、より安全に」というスローガンのもと、当時、欧米に圧倒されていた日本の自動車文化を、一歩でも前進させる一助となるべく、ショップからメーカーへの転身を図っていた頃。
この度の佐藤琢磨選手とホンダの世界的な快挙は、大きな一歩。
世界的人気となったDRIFTでの日本人選手の活躍も大きな一歩。
そして、当社が46年間、コツコツと活動してきた小さな足跡も、”ほんのわずかでも良い、日本の自動車文化を前進させたい”という想いの一歩。
みなさん凄いなあ… がんばってるなあ…
それに比べてぐうたらなワタシは、朝からすでに戦意喪失…
暑過ぎ… 帰りたい…